2013年03月31日

思い出の旅日記(襟裳岬編)③

②からのつづき

尾岱沼のホテルを出発。野付半島の先にトドワラというのがあるというので
行ってみることにする。
海ノ中道みたいな道、右は野付湾、左は北の海と言う感じの暗い海。
左は砂浜、右は草原になっていたがハマナス群生があって花が少し咲いていた。
野付半島の先端のトドワラ、上高地の大正池のような白骨化した木が何本か立って
いた。大正池の木は焼岳の噴火が原因であのような木になったそうだが、ここの
トドワラはどうしてこんなになったのかな?

右に海を見ながら一路羅臼目指す。
結構交通は頻繁、羅臼で昆布を買うことにしてお店(道の駅?)に立ち寄る。
きれいな昆布がお得な値段で買えラッキー。お店の人と話していたら友達の
勤め先(明太子屋さん)のお得意さんということがわかった。こんな遠い所で
日本は狭いなぁ!
コーヒーを飲みながらあの島は何処ですかと聞いたら「国後島」だって!
海を隔てること25kだそうです。目の前なのに遠いソ連の物だって、悲しいですね。

知床の先、行ける所まで行ってみようと言うことになった。途中には洞窟にひかりごけ
がある所があって行って見たら、この日も曇り空だったので奥の方が黄色に光って
見えた、晴れた日は陽が翳った方が良く見えるのではと思う、道が途切れる所には
熊のカレーという看板があってびっくり。どんな味かな?

引き返して知床半島を横断。
川に沿って登っていたら「熊の湯」というのがあった、橋を渡って行って見たら素朴な湯
無料だけど清掃費を気持だけと書いてあったので100円入れた。女性の湯には簡単な
更衣室があったが、男性の所には何もなかったそうだ。乳白色のつるっとしたお湯、
川のせせらぎを聞きながらなので癒された。私達はいいお湯加減だったが、男性は
熱かったので水を入れたら一緒に入っていた人に怒られたそうだ。
また川を渡ったら何故か毛蟹を売る若者が居た、何でこんな所で売っているのだろう
とみんなで話す。

ここからは雲の中か霧がまわりを囲む。
私は湯あたりしたのか霧の中だからか車に酔ってしまう。
それでも知床5湖だけは見に行く。少しは良くなったけどどんな所だったか覚えていない。
後は車に寝たまま、オシンコシンの滝も見に行かず、斜里町のドライブインで昼食したの
だけど、他の人は美味しいそうにいろんなものを食べたけど、頼んだラーメンもほとんど
手が出なかった。

網走を中止して、北見を通り今夜の宿を目指す。
温根湯に来る頃は気分の良くなってまた道の駅に寄る。北海道と言えば豆類と言うことで
白い豆を買って姉にお土産と言って渡したらこれはここにもあるよと笑われた。

今日の宿は
つるつる温泉、温根湯の近くと言っていたが畑の中を行けどもない、大丈夫かなと
思っていたらようやく着く。
町営の国民宿舎、部屋に行ったらお布団2ッ敷くとぎりぎりと言う狭い部屋、
先に食事をしてくださいと言われたので行ったが鮭のルイベ、アスパラなど
地元の食材がふんだんに使われていた。
ここも福岡の人は初めてと言われにわかせんべいは喜ばれた。

食事が終わってお風呂、地元らしき人が大勢来ていた。
お湯に入ってびっくり、名の通りつるつる、ぬめっとした肌触り、肌にまとわりつくと言う
感じ。色んな所のお湯を経験した私もこんなお湯は初めて、お湯は透明なのに驚いた。
湯船は広く、子供達は泳いだりしていた。疲れると思ったが夜中と朝また入ってしまった。

④へ続く







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Posted by 室井孝子 at 21:29│Comments(0)思い出の旅日記
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