風に立つライオン
さだまさしが「クレープ」の時からファンで、美しい日本語に魅せらてかけ過ぎて
カセットテープが伸びてしまった思い出があります。
コンサートはトークがウイットに富んで楽しく笑い転げて
何処の会場だったか忘れましたがコンサートで「歌はⅭⅮで聞くのでトークを続けて」
というやじが飛んだこともありました。もうⅭⅮの時代になっていたのですね。
さだまさしの曲の中で
子供を上京させた私には「案山子」を聞くと胸にじ~んと来て涙が出ていました。
元気でいるか、街には慣れたか、友達できたか、お金はあるか、今度いつ帰る。
ご自分も親の期待を背負って上京したので親の気持ちが解っていたのでしょう。
風に立つライオン
最初に曲ありき、で最初聞いたときは、う~ん何この曲と思っていましたが、
お父さんを通じてのお友達の話を聞き、曲が出来たそうです。
本を書かれてできた映画は素晴らしい物でした。自分が一生懸命になれて人の役に立つ、
こんな素晴らしいことはないと思います。
エンデイングは行方不明になりますが、実際はお帰りになって日本でお医者さんをされています。
「大沢たかお」が惚れ込んだだけあって演技も素晴らしく、笑った眼、苦悩の眼に魅せられました。
日本の映画は考えさせられる物が多いような気がします。